原型師になったキッカケや動機は?

小さい頃からモノづくりや絵を描く事が好きだったので、玩具を作ったりデザインをする会社に就職したいと思っていました。
大学で金属工芸を学び、その流れで作家活動や、いろんな造形の仕事をやってきました。
去年、北斗の拳のラオウのフィギュアの原型を作る仕事をいただき、苦労はしましたが、凄く楽しかったので、原型を作る仕事をもっとやりたいと思いました。

今作のキャラクターを選んだ理由は?

キャラクターを選んでいる時に、知人に『モンブラン・クリケットどう?』というと、
『マジっすか?ないわ〜』『じゃあなにがええねん!』『ゾロの〝大辰撼″はどうっすか?』『…ええやん…』ってことで。
モンブラン・クリケットさんには申し訳ないと思いましたが、
自分でポーズを考えるのが苦手なので、漫画のシーンそのものをつくる方が好きなのもあって、ゾロにしました。

作品を作り終えての感想は?

今回初めて自分の好きなキャラクターを好きな様に作らせてもらい、とても楽しかったです。まだ経験の浅い自分としましては、試行錯誤しながらの作業でした。自分では良くできたと思いながら原型を持って行った時、他の出場されている先輩原型師の作品のクオリティーの高さに圧倒され、ほぼ直す予定なかったのですが、提出までの2週間でできる限りの修正と仕上げを寝る間を惜しんで頑張りました。とにかく他の先輩方の仕事の速さや技術は勉強になりました。まだまだ自分には伸び代がこんなにもあったのか!と嬉しくもなりました。もし、次に大会に出たときは、更に成長した作品を見てもらいたいです。

こだわりのポイントは?

顔です。似ている事が大前提なので、自分の思う最高にかっこいいゾロの顔にしようとがんばりました。ピアスの原型は真鍮を使い、旋盤で削出しました。髪の毛ともみあげが一緒に分割出来る様にして、塗装しやすい様にしました。

製作過程で大変だったところは?

服のシワには苦労しました。何度もやり直して、実際のシワをそのままつくると、くどくなったり、ある程度間引いたり、誇張したりして、尚且つ嘘っぽくなく単調にならないように気をつけながらつくりました。
あとは、帯と刀の分割です。刀を途中で切る分割はどうしても抵抗があったので、切らないように分割するにはどうしたらいいか苦労しました。

キャラクターへの思い入れは?

副船長の呼声の高い大剣豪の“ロロノア・ゾロ”は大好きなキャラなので作ることができてとても光栄です。ゾロファンにも気に入っていただけると嬉しいです。

参考にした原作/アニメの場面は?

パンクハザードでのモネを切るシーンの〝大辰撼_です!

今大会の意気込みをどうぞ!

経験の浅い自分が、いきなりこんなハイレベルな大会に出させていただいて恐縮です。
今の自分のやれることを全部ぶつけたいと思います。

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