17年
ドラゴンボールZ MASTER STARS PIECEシリーズ、
ドラゴンボールZ 超造集シリーズ、
ドラゴンボールZ/ドラゴンボール超 ワールドコレクタブルフィギュアシリーズ
キャラクター選択権がなく与えられたお題で対戦するという事で、今までは自分なりのアプローチでドラゴンボールへの愛情を示すような事を出場理由としていたのだけど、今回は皆さんの望むものに応えることを出場理由の主とすることになります。
いわば、普段の発注を受けその条件にお答えする仕事の形に近いワケで、自分にとっては仕事人としての腕試しという感じです。
勝負としては公平性が高いし、それぞれの勝敗結果もとても楽しみです。
でも、決勝戦はどうするんでしょうか。ハンディ制とかにするのかな?
普段どおり、仕事をこなす時の心持で臨みたいとおもいます。
贅沢に時間をかけたものには、それだけの密度や凝らしがあり素晴らしいものが生まれますが。
腕前が伴えば、さらっと作り出したものであっても勢いや流暢さなどの面白味があったりするわけで。
今の自分がそんな域に達しているとも思えませんが、今回はそんな感じに作ったもので結果を見定めたいと思います。
さらっと作るにしてはボリューム大のキャラクターではありますが。
高校の頃から作ってましたが、初めてフィギュアを作って報酬を得たのが20歳位の頃でした。ほとんどアマチュアな時期や映像会社造形部へ勤めたりと、完全に本業となったのは32歳の時です。フィギュア創世記の頃、雑誌投稿の作品がイマイチで自分も作ってみようと思ったのが最初だったような。気が付いたらこれで稼いでいくしかなかった感だったので、明確な志でこの業界にやってきた若者に頭上がりません。
野性味が強く出ているデザインでスーパーサイヤ人よりサイヤ人らしいですよね。ラディッツの髪形と似てますし。でもスーパーサイヤ人ゴッドになれてしまう今となっては今後の登場は無いのでしょうか。残念です。
悪いですよね。顔つきが。そこが面白いのですけど。
スーパーサイ人3は正面より断然横向きが面白いと思いまして真横から髪の毛が円形を描くような構図を取り、鳥山先生の描く横顔、特に額の傾斜と引いた顎から強調される鼻先への突き出た感じ、独特の浮遊感がポイントです。
よく問われるこの質問ですがフィギュア製作において作業の種類やデザインで大変だと感じることはあまりありません。スケジュールがタイトだったり、健康状態不良で気分が乗らないといった時のほうが大変に感じます。
確かにあの髪型は大変でしたが、時間があまりない割には結構楽しくやれました。
特になく、初登場の全身像以外あまり記憶に残るポーズが無いのですよね。
デザインの魅力を一番引き出すために考えたポーズです。
6回目ともなるとさすがに惰性的気分が入ったり、キャラクターの選択に制限があったり、 前回気張り過ぎ!!などで始めのうちは中々気分が上がらなかったけど、まずまずの物には仕上がったと思います。ドラゴンボールフィギュアで横向きに見せるものはあまり見かけないので、面白いと思いますが如何でしょうか。