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澤田 啓介

PROFILE

澤田 啓介
変幻自在のポリパテマスター澤田 啓介(有限会社 澤田工房)

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INTERVIEW

1.大会に出場しての感想は(複数回出場の方は過去も振り返りつつ)?
通常の仕事では作れないような商品仕様にチャレンジ出来る良い場でした。
初参加で、通常のバンプレスト業務との違いに、戸惑うことも多くありましたが、大会ならではの自由度の高さに驚きました。
2.作品を造り終えての心境は?
パンちゃんで作りたかったことは、全て出し切りました!
製作中は気にしていなかったのですが、他の出場作品と並んだ瞬間から比較が始まるので、どのような反響があるのか?気になるところです。
3.自分なりに出来映え/作品のココがポイント!
「宙を舞う」
GT11話でパンちゃんが人形に変化されてしまうエピソードがあったので、台座に固定されたフィギュアになることを拒絶したかのように、台座の枠に収まらず、暴れて飛んで行きそうなパンちゃんの活発さを表現しました。
大きさもまさに劇中での人形サイズで「可愛さと迫力」を主軸に、元気に飛び跳ねて戦っている様子を出しました。

「立体映えする構成」
大きめの服に、細身の体。浮いたリュックと背中。揺れる髪やバンダナ・チェーン。それぞれの空間が軽快さを表し、360度クルクルと回しながら、パーツの隙間が作る立体の奥行き感を、覗き込みながら楽しめる構成にしました。

「サイズ」
自分が過去製作したドラゴンボールキャラが30cmサイズだったので、パンちゃんもこれらに並べられる大きさにしました。

「質感」
衣服の生地感を出すため、部位ごとに、表面処理を変えてみました。塗装でも服の裏地の色を変えています。
キャラクターデザインの中鶴勝祥氏が描いたイメージボードのポーズ、及びキャラ表から製作していますが、アニメ設定画だけだと情報量が足りなかったので、鳥山明先生のイメージボードも参考にしながらディテールアップしました。
4.製作上で大変だったポイントは?
「リュックと背中の空間」
フィギュアに穴を開けたくなかったので、リュックをスタンドの支え軸にしました。
このリュックが軽快さの表現と同時に、フィギュア全体の重量を支える軸にもなるので、パーツ構成も複雑になり、全体のバランスを決める重要ポイントになりました。
5.造っていて楽しかったポイントは?
「口の中」
女の子だというのに、かなり奥まで歯やベロは作りこんでいます。
パンちゃんの元気さと生命感が増したポイントになりました。
パンちゃんの叫び声が聞こえて来る感じです。
6.キャラクターへの思い入れを
ドラゴンボールが最終回を迎えた当時、その穴を埋めてくれたのがアニメオリジナルシリーズ「GT」でした。原作では見られなかった数々のシュチュエーション!アニメスタッフのドラゴンボールへの恩返しとも言うべき壮大なラストは、原作を超える感動的な最終回になりました!
そんなGTの主役でもあるパンちゃんのフィギュアが無い!!!
そもそもフィギュア化の機会が少ない「GT」。今までパンちゃんのフィギュアは小さい物しかありませんでした。
そんなこともあり、今までの商品で「一番大きいパンちゃんを作る!」ことが今大会参加の最大の目的になりました。
7.メッセージを一言!
通常企画では商品化があり得ない、GTのパンちゃんを作れる!!!
こんな特殊な機会を与えてくれた、造形天下一武道会に参加できて光栄です。
大会の順位よりも何よりも、全国のパンちゃんファンの方々に、このフィギュアを届けたい一心で作りました!
出荷時期まで楽しみにしていて下さい!