10年くらい
・進撃の巨人 MASTER STARS PIECE THE LEVI
・進撃の巨人 MASTER STARS PIECE THE EREN YEAGER
・仮面ライダーシリーズ CREATOR×CREATOR-MASKED RIDER FAIZ-
・ONE PIECE JEANS FREAK サンジ
今回は対戦相手のマッチング、キャラ選択を指定されての大会です。
同キャラ対決など、裏造形王の時の名残のある大会になりましたが、まずは、同キャラで勝たなくてはいけないし、正直に言うとしんどいなあと言うのが感想です。ただ、長く続いているこの大会でお客さんの投票によるキャラ選択など、新しい試みなので是非楽しんで欲しいです。
戦略ですが…。もうこれは「ほんと、一生懸命やります!」
造形王Ⅳ・裏造形王と勝たせて頂き、調子に乗っていたつもりはないんですが、急に刺客を送り込まれてしまいました…「刺客」って怖ええっ!!!
まあ、こうなってしまうと相手が誰にせよ、結局のところは負ける訳にはいかないと思っています。
とりあえず、今回も
「造形王におれはなる!!!!」
応援よろしくお願いします。
嬉しかったです。
あと、今回は少しほっとしたというのもあります。
そもそも1番人気キャラのローを担当するということで、投票にオッズが付いてはいましたが、ローを作る訳ですし…
ローの人気に助けて頂きました!ありがとうございます。
実はそんなに強い思いは入れないようにしているのですが、大好きです!
ヒルルクの「まったく!!!!いい人生だった!!!!」この言葉がとても好きです。本当にかっこいいです。
この言葉を心から言える男になるように日々全力でいこうと思っています。
嬉しいです!!
「造形王におれはなる!!!!」
前回は自分は初参加でしたし、みんなが何を作るか分からないですから、出たとこ勝負な感じでしたが、今回は大会説明の時にキャラの担当やレギュレーションでサイズや仕様が細かく決まっていたので、(ローは刀を鞘から抜いてはいけないとか、ウルージは武器無しとか…)並んだ時に見劣りしないように心がけました。
ローは細身でシンプルなキャラなので、そのまま作ると見劣りします。
ウルージのボリュームやバルトロメオの派手さに負けないようにしなくては。
そうなった時に刀を横にすることと、コートの動きで他の2体に負けないボリューム感を目指しました。
みんなが何を作ってくるんだろうっていう楽しみはなくなりましたが、逆にキャラを悩まなくていいのは楽でしたね。
ただ、人気とは関係なく造形映えする、しないってのはあるのでその点は難しくなりましたね。
これは裏造形王の時に経験しましたが、出場者としては原型師なので、もちろん商品化されるものとして全力で作っているのであまり関係ないかなあ…。
制作中に楽しいのはいつも後半のディティールを詰めている時ですね。
平面をせっかく立体にするので立体ならではの面白さとして、リアリティと説得力のあるディティールをネチネチと入れている時が楽しいです。
「あっ!ここも作り込めるじゃん!」って感じです。
ただ、今回はサイズが小さめなのでそれをこのサイズ感にうるさくないように落とし込むのが苦労しましたね。
ローの担当に決まってからかなり悩みました。
実は今回、作る前の段階が一番悩んだかもしれません。
ローは既にたくさんの立体が出ています。
その中でどんなローを作ればいいか?
どうやって他と差別化するか?
お客さんはどんなローが欲しいのか!?
いろんな商品も見ましたし、考えまくりました。
その答えが自分の中では、シンプルにかっこいいローでした。
そしてシンプルにかっこいいローの魅力を表現するのに派手なポーズや動きなんていらない。
ただただかっこ良く立たせて作ることでした。
そしてもう一つこれだけたくさんの立体が出ている中の後発なんだから、出来れば、決定版を作ってみたいなと思い、常にその辺を忘れないように心がけながら作りました。
後はやっぱり表情ですよね。
ローのニヒルなイメージを表現したかったので、上から見たら睨みつけているように!下から見たら余裕をこいているように!
そうなるようにいろいろと微調整を繰り返しています。これも立体ならではですよね。
前回や裏造形王の時より、彩色のレギュレーションが緩くなったので、裏造形王の時よりは納得できる塗りになりました。
ローは不健康な感じにしたかったので、そんな肌の色に注意しつつ、シンプルな衣装なので、設定から外れない程度に他の2体に見劣りしないような色味を心がけました。
あとは艶の調整で質感を表現することですね。
天下一はなかなか大変そうです…
自分の造形のスタイルだと天下一はかなり苦労する気がするんですよね。
しかも、中澤さんは自分の中では師匠に近い存在の方ですし、天下一に出たとしたら中澤さんの造形を追う形になってしまいそうで…そうなるとねえ。
その中で、伊藤君の造形には注目していました。原型を見た時に、こんな攻め方があったのか!と。
「カク/スモーカー/ベン・ベックマン/イゾウ」なんていいなと思いますが、どうでしょうか?
天下一だったら「ジース」ですかね。
でもギニュー特戦隊で、しかもその中の一人だけってなかなか需要がないかな。
ただ、作るとなるともっと真剣に悩んじゃいそうですし、実は自分はお客さんが欲しいモノを作りたいって方が強いんですが。
屋形船の貸し切りとかっすか?
東京ドームって借りれます?
ファン?原型師のファン?ですか?いたら嬉しいですけど。
造形王頂上決戦のファンの方にはとても感謝しています。
今回は投票期間が短かったですけど、やっぱり、わざわざネットを開いて投票してくれたり、リアル投票にも足を運んでくれたりってのは本当に感謝ですよ!
この大会用にツイッターをやったりしているのですが、そこでいろいろと応援コメントを寄せて頂いたり、やはり長く続いているので、この大会を楽しみにして頂いている方がいることなど実感出来て本当に嬉しかったです。
その中でもローに投票してくれた方には特に感謝です!!
商品化された時も是非ともよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。
今後も皆さんの期待に答えられる造形が出来るように日々精進いたします。
よろしくお願い致します!!!
尊敬できる師匠に出会えたから!!
スマートでニヒルな感じ。
今回はサイズも指定されていたので、シルエットが細身のローを他の2キャラに見劣りしないように見せるのはどうするかの試行錯誤をしました。
どの角度からも見所のある構図と、平面を立体にした時の面白さと説得力。
まずはポージングですね。たくさん立体化されたフィギュアがある中で、ローらしさを出しつつ差別化する為には何をするかを悩みました。
今回はポーズをシンプルにした分、作り込みで見せる方向ですが、サイズに対してのディテールのバランスを見つつ全体として違和感が無いようにまとめるのが大変ですね。
ドレスローザ編を一番参考にしましたが、登場している場面は全て参考にしています。
回を重ねれば、重ねる程、色々と難しくなってきていますが…とにかく今回も頑張ります!!